姿勢から体質改善まで体のトータルケアを目指すなら、ピラティスがオススメ!

「やせる」のではなく、なりたい体に近づきたい。それなら、姿勢や体質改善にも効果があり、理想のボディメイクに最適なピラティスがおすすめです。ピラティスの講師・柳沢とも子さんが紹介してくれる、自宅でもできる簡単なピラティスは、腹筋やウエストの引き締め効果があります。毎日10分のピラティスを行うことで、早い人なら3週間で体のラインに変化が現れてくるらしいから、今日からでも挑戦してみて!

Photograph:Sachi Kataoka
Edit&Text:Nao Arai(MOSH books)
Illustration:Masaki Nakamura


柳沢とも子(やなぎさわ・ともこ)/交通事故のリハビリとしてピラティスに出会い、2005年にスタジオ「Aloha Pilates」設立。ピラティス指導ほか、雑誌や書籍の執筆、ウエアの監修、All Aboutピラティスガイドなど多岐に渡って活躍する。http://align.jp/alopila/

「今さら聞けない、ヨガとピラティスの違いって?」
古代インドに発祥し、教義とともに広まったヨガと、戦争で負傷した兵士のリハビリとして生まれたピラティスでは、その歴史にも違いが見られます。ピラティスは胸式呼吸で、常に腹横筋を意識して使うことから、特にお腹周りやヒップが早く引き締まるのが特長です。骨盤と背骨を意識したエクササイズが多いので、姿勢改善にも効果アリ。

「1日10 分、有酸素運動と組み合わせて取り組む」
減量ではなく、洗練されたボディラインを形成したり、姿勢・体質改善に働きかけるのがピラティスの強み。そこで、ランニングや水泳などの有酸素運動と一緒に取り組むのがおすすめです。例えば、週に2回走って、毎日10分のピラティスを習慣にしてみる……といった具合。自宅で手軽にできるのも、ピラティスの魅力です。

Try By Yourself 1 『下腹がへこむ“Cカーブ”』

a . 体育座りの姿勢で、手をまっすぐ前に伸ばします。背筋を伸ばし、足は肩幅くらいに開きましょう。b . 息を吐き、背筋を“C”の文字のように丸めながらゆっくり倒します。 ボディは腹筋で支え、肩や首に力が入りすぎないよう注意して、10回繰り返します。

Try By Yourself 2 『くびれをつくる“アーチェリー”』

a . 背筋を伸ばしてあぐらをかいた状態で、手を床と水平にまっすぐ伸ばします。b . 片方の肘を後ろに引きながら、上半身を、タオルを絞るイメージでしっかりねじります。アーチェリーの動作のように、腕は下げず、床と水平にキープ。目線は肘の方に向けるようにしましょう。c . 反対側も同じ動作を行い、それぞれ5回ずつ繰り返します。 肩こりや猫背に悩む人にもおすすめです。

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