HOME LIFESTYLE 【ショウナイホテル スイデンテラス】ローカルの魅力を再確認できるホテル

【ショウナイホテル スイデンテラス】ローカルの魅力を再確認できるホテル

【ショウナイホテル スイデンテラス】ローカルの魅力を再確認できるホテル

山形の原風景「水田」をモチーフにしたランドマーク。建築家・坂茂氏初の設計ホテル

自分の身体に向き合うことが日々の生活を豊かにするのと同じように、訪れた場所でその土地の文化や歴史に触れるような体験もまた、人生を豊かなものにしてくれる。昨年9月に山形県鶴岡市にオープンした「ショウナイホテル スイデンテラス」は、世界的な建築家の坂 茂氏が手掛けた初めてのホテルとして知られ、温もり溢れる空間でのリラックスした滞在を通して、庄内地方の風土やその魅力を感じられるように設計されている。

スイデンテラスcorridor

ガラス張りの回廊からは、四季折々、さらには朝晩でも豊かに表情を変える田園を一望することができる。そこに過度な装飾の必要はない

地産地消にこだわったレストランや、幅允孝が選書したライブラリーも

近年数々のバイオベンチャーが生まれ、山形における地方創生の拠点として注目を集めるサイエンスパーク内、四季折々で表情を変える美しい田園の中に建てられたこのホテルは、庄内平野の美しい原風景を眺めることのできる計143部屋の客室を完備。そこに地産地消の理念のもと、自社農場で収穫された旬な無農薬野菜を味わうことのできるレストランのほか、ブックディレクターの幅允孝氏によって選書された1000冊規模のライブラリー、地元のクラフト作家による雑貨を揃えたショップが併設されている。

スイデンテラスfood

地産地消にこだわった料理が味わえるレストラン「FARMER’S DINING IRODORI」。月山を望むオープンテラスが備えられ、開放感も満点

のどかな田園風景と地産地消の料理、本をじっくり堪能できる贅沢

朝起きて、風景を眺め、食事をとり、読書に浸る。「スイデンテラス」での滞在は、そうした何気ない行為のひとつひとつに、山形の庄内平野の魅力が感じられるよう演出されている。

スイデンテラスlibrary

「オトナもコドモ コドモもオトナ」をテーマに選書されたというライブラリーは、ゆったりと自分を見つめ直す時間を与えてくれる

日々の喧騒を忘れるためのリゾートホテルとは違った、滞在することでその土地への理解を深め、その後の毎日へと多くのインスピレーションを持ち帰ることができる場所。「スイデンテラス」を訪れることで、きっと誰もが旅が持つ本来の意味を思い出すのではないだろうか。それは自分を見つめ直すためのものなのだと。そして、そこにはきっと体験することでしか得られないものがある。

スイデンテラスspa

木造のドーム状にデザインされた温泉棟の大浴場。地下1200mから汲み上げられた源泉掛け流しの天然温泉が旅の疲れを癒してくれる

木をふんだんに生かした、坂さんの美しい建築を探訪できるのも旅の醍醐味

木材をはじめ、自然環境との共生に配慮した中で美しい建築物を作り上げる坂氏の美学は、風土の魅力を活かす「スイデンテラス」の理念にも通じる。訪れたら建築と向き合うことも忘れずに。

スイデンテラスenterance

ホテルの顔でもあるエントランス部分は、木造の高い天井とサイドからふんだんに入る自然光によって、風土を感じられる開放的な作りに

設計者
坂 茂さん
2014年に建築界の最高栄誉、プリツカー賞を受賞。代表作にポンピドー・センター・メス、静岡県の世界遺産センターなど。紙管を使った災害支援なども行う。

スイデンテラスroom

庄内平野ののどかな田園風景と木造の温もりを最大限にいかした客室。写真のダブルルームのほか、ツイン、スイートなどが用意されている

SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE
山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
050-1745-9721(予約電話10:00~22:00)

This article is from “HB Humming Birds vol.17”

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