ウルトラブーストをアップデート。開発者の熱が伝わる1足は、今までにない履き心地
ランニング愛好家にとって、走りの向上はいつだって気になるトピック。画期的なシューズが登場したとなれば、絶対にチェックしておきたい。今回フォーカスするのは2015年のデビュー以降、シーンを超えてセンセーションを巻き起こしている、アディダスのアイコンシューズ、ウルトラブーストの新作。
「ウルトラブースト19」と名付けられたこのモデルは、約4,000人のランナーにヒアリングし「共創」したという、使い手の立場に寄り添って作られた究極の1足。まず履いてみて驚くのが、その抜群のフィット感。靴下のようなプライムニットアッパーが足をすっぽり包み込み、体と一体化したような履き心地を味わえるほか、ブーストフォームを20%増量させつつ軽量化したミッドソール、内側に内蔵されたトルションスプリングが、着地時の衝撃と反発を最適にコントロール。さらに踵にはホールド性を高める3Dヒールフレームを取り入れるなど、全方位にランナー達のパフォーマンスを高めるギミックが施されている。
そして忘れてはならないのが、そのクールなビジュアル。ネオンカラーをスパイスにしたミニマルなデザインは、ランニング時だけでなく普段のコーディネートにも投入したくなるモダンな仕上がりで、スポーツと日常がひと続きである私たちのバックグラウンドをしっかり考慮した上で作られていることがわかる。
「すべてはアスリートのために」という開発者側の熱量とストーリーを感じるこの1足、履けば履くほどにその奥深さを体感できるはず。
adidas ULTRABOOST 19
【アディダス ウルトラブースト ナインティーン】
￥22,000＋tax
PHOTO Taijun Hiramoto / TEXT Mei Fujita
This article is from "HB Humming Birds vol.17"
